2011年11月29日火曜日

入団の条件

東京武蔵野シニアは、野球を通して人格を育み、心技体を磨くことを目的とするチームです。
野球の上手さだけで選手を選びません。勝負の場で自分と戦い、仲間のために全力を尽くせる選手がダイヤモンドに立ちます。試合でしっかり活躍できるのは、そういう選手です。実生活ではもっとそうです。
グラブさばきやバットコントロールといった小手先にこだわる選手、普段の行動からカッコをつける選手は厳しく指導を受け、変化・成長を求められます。
野球が上手ければいい、勝てばいい、という価値基準は東京武蔵野シニアにはありません。
野球が上手くても、態度が悪い、姿勢が悪い、素直に学ぶ姿勢がない選手は東京武蔵野シニアには合いません。
「素直に学ぶ姿勢」が入団の絶対条件であることを、予めはっきりお伝えしておきます。

「できていない選手」が、変化・成長を求めて入団するのは歓迎です。
誰だって、できていない。できていないから、素直に取り組めばいい。
子どもたちは無限の可能性(確かなDNA)を秘めています。その可能性の扉を閉ざす方向に、いまの社会は支配されています。大人たちが子どもの可能性を潰している。
東京武蔵野シニアは、野球を通して、「子どもたちの秘めるDNAのスイッチを入れること」を何よりのテーマにしています。

2011年11月26日土曜日

大会結果

11月23日、東京中日スポーツ杯の準々決勝、町田シニアに11対0で敗れました。

2011年11月22日火曜日

準々決勝に進みました

11月20日(日)、東京中日スポーツ杯3回戦、小金井シニアと対戦し、5対4で勝利しました。

東京武蔵野 2010002 5
小金井シニア 1020010 4

結果にとらわれず、素直に戦うことができました。
次は11月23日(祝)町田シニアとの準々決勝です。

2011年11月16日水曜日

文武両道

東京武蔵野シニアが実践する文武両道は、単に「学校の成績もよく、野球も上手」という一般的なものではありません。
文武両道とは、もっと激しい「覚悟」を前提とする、心と行動が両輪となって機能する「実践力」を意味します。

家族を守り、家族の心を満たし、家族に前向きな力を支えることができる。
現状を打破し、社会にしっかりと貢献できる。
「まさか」のときに動じず、最善の対応ができる。
こうした胆力、発想力、行動力を伴った人間になること。そして素晴らしい仲間とつながること。
文武両道とは、心と身体の一致、心で行動する力、思いを実践する道筋と実力を身につけることです。

ここ数十年、日本の社会では、主に学校で成績のよかったエリートたちが、政治・経済・教育など各界のリーダーシップを握り、社会に影響力を行使しました。その結果、あらゆる分野で腐敗が起こり、日本は行き詰まっています。
なぜでしょう?
日本が、「頭」ばかりを優先させてきた。損得ばかりを基準にしてきたからではないでしょうか。
口先だけの(表面的な)文武両道では、本質を失ってしまいます。
頭で考えた理屈や打算では、本当の意味で改善にはならず、家族も社会も幸せにできません。

先を見る力、無から有を生み出す力、身体で行動・実践する力。
学校の勉強ができるだけでは、これらの力は身につきません。
学校で教えてくれない人生の勉強、真心で行動する心技体を身につける場が東京武蔵野シニアです。
選手だけでなく、監督、コーチも全員が野球を通じて変化・成長を求めて取り組んでいます。

2011年11月15日火曜日

宇城憲治先生にご指導いただきました。

14日(月)、東京武蔵野シニアの最高顧問・宇城憲治先生にご指導をいただきました。
何のために生きるのか、何のために野球をするのか。
20年後の自分を育むために「いま何ができるのか」。
東京武蔵野シニアは、シニアの大会で勝つことを最大の目標にしているチームではありません。
選手ひとりひとりが、人生の勝利者になる。家族を守り、社会を変革し、貢献できる人材になる。野球を通して人格を磨く、これを徹底して主眼にするチームです。

宇城憲治最高顧問のプロフィール
http://www.dou-shuppan.com/dou/profile.html

思い上がり

6日に公式戦初勝利を挙げたと書きました。次の日曜(13日)の練習試合では、大差で負けました。
これが東京武蔵野シニアの実力です。
一度勝ったくらいで、監督も選手もいい気になりました。
野球は、試合をすればどちらかが勝ち、どちらかが負ける。ふたつにひとつです。両チームとも勝つに足らないチームでも、どちらかは勝ってしまう。だから、勝ったからといって「できた」わけではありません。大切なのは、できたか、できないか。勝って、勘違いしたら元の木阿弥です。まだチームの基本が身に付いていない。それをチーム全員、身をもって知る一週間でした。

2011年11月13日日曜日

監督は必ず練習に出ます。

監督の小林信也です。
作家・スポーツライターという仕事柄、以前は週末も忙しく過ごしていました。約30年間、ゆっくり休んだ記憶はありません。けれど3年前、少年野球の指導を手伝い始めてから、週末は野球中心の生活に変わりました。3年間、ほとんど休まず参加しました。そして昨春、東京武蔵野シニアの監督に就任してからは改めて覚悟を決め、「練習・試合には必ず参加し、責任を持って指導する」姿勢を貫いています。
いま月曜と木曜の夜を含め週4回(祝日がある週は5回)、練習および試合を重ねています。選手たちとの取り組みは楽しくてたまりません。毎回、感動があります。
私(監督)はよほどの事情がないかぎり必ず参加します。過去2年間、お休みしたのは法事などやむをえない場合だけです。
情熱をもって指導にあたっています。

調和の野球で、人材を育てる

いまスポーツ界は、「勝てばいい」「儲かればいい」の勝利至上主義・拝金主義が幅を効かせています。
現実は、「自分さえ一部の勝利者・成功者になれればいい」という自分本位主義で満たされる状況ではありません。
東京武蔵野シニアは、日本の伝統に学び、「衝突」ではなく「調和融合」の精神で野球に取り組んでいます。
もちろん、勝負である以上、勝利を目指します。けれど、勝利がすべてではありません。野球を通して、将来の日本を担う人材を育てる。将来、家族を仲間を裏切らない、「まさか」のときに真心で行動できる人間の育成を究極の目的にしています。

武術の基本を野球に活かす

東京武蔵野シニアの監督、コーチは、武術の基本を学び、心技体を鍛える基盤にしています。
最近は欧米式の練習法や筋力トレーニングが重視されていますが、
「体型も骨格も習慣も違うアメリカ人のやり方は日本人に合っているの?」「野球選手がなぜバーベルを使わなければいけないの?」と質問したいところです。
監督(小林信也)は、30年以上のスポーツライター経験を通して、日本人の心身の鍛え方を取材・追求してきました。その結果、「これこそが本来、日本人の持つ文化だ」「ここにすべての答えがある」と感動的に出会ったのが、宇城憲治師範の教えてくださる武術でした。宇城師範は、600年の伝統を誇る沖縄古伝空手を厳しく継承・修行され、形骸化されたスポーツ空手でなく、「戦わずして相手を制する・捉える」次元の武術空手を体得・体現された世界最高峰の武術家です。しかも、武術空手の極意を日常生活の次元に落とし込み、武術の経験のない私たちにも体感できる方法で、日本人の心技体の鍛え方を示してくださいます。
東京武蔵野シニアは、日本人の持つDNAにスイッチを入れる、日本人ならではの心技体の鍛え方を基本に野球に取り組みます。

2011年11月11日金曜日

公式戦初勝利

11月6日(日)に行われた東京中日スポーツ杯西東京支部大会の2回戦、田無シニアに7対0で勝ち、大会出場1年目で公式戦初勝利を飾りました。秋季大会、1年生大会ではいずれも悔しい試合を落としていました。夏以降、選手たちはめきめき成長していましたので、結果は必ずついてくると感じていました。これからもしっかりと取り組んで参ります。